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あきちゃんの詩

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あきちゃんに

ちんこを見せたいと思った

俺は

その感情をどうすればいいのかわからなかった

普通に見せたら

普通にやばい

ということはわかっていたが

どうにかして

見せたいとも思っていた

同時に

あきちゃんの

パンツが見たいと思っていた

その時はまだ

パンツだったことを

とても奇妙に思う

俺と

あきちゃん

は大人になった

とても曖昧な意味で

大人になった

俺はまだ

ずっとあきちゃんに

ちんこを見せたいと思っていた

だから

あきちゃんに

好きだ

と言ったのか

本当にあきちゃんのパンツとか

目とか

まんことか

おっぱいとかではなく

あきちゃんが

好きだから

好きだと

言ったのかはわからなかった

わからなかった

けれど

好きだ

声に出して言ったのは本当のことだった

彼女になってくれたあきちゃんに

ちんこを見てもらった

というか

見せた

あきちゃんは少し照れていたけれど

俺の方が照れていたと思う

あきちゃんは

パンツを見せてくれた

俺はやっぱりあきちゃんが好きだと思った

あきちゃんのパンツの匂いを嗅いだら

臭かった

やめて

とあきちゃんは言ったけれど

俺は

あきちゃんの何かもっとも大事な部分に触れたような気がして

やめようと

思っていたけれど

止まらなかった

あきちゃんは少し泣いた

俺も少し泣いた

あきちゃんに

ごめん

ちょっと止まらなくなちゃって

ごめんね

と俺は言った

あきちゃんは

うん

大丈夫

男の人だからそういうこともあるよね

ごめん

強くしすぎた

自分のことだけ考えすぎたかも

でも

あきちゃんのこと考えると

止まらなくなっちゃうんだ

どうしても

なんか

あきちゃん

ごめん

ありがとう

あきちゃんは

その後しばらく黙っていた

たぶん

俺のことを既に恨んでいたのかもしれない

でも

あきちゃんはとても優しい人だったから

ううん

私はこーくんが好きだから

こーくんがいいのがいいよ

ううん

俺はあきちゃんが好きだから

あきちゃんが少しでも嫌なことはしたくないんだ

それからしばらくしたら

あきちゃんよりもパンツを見たい女の子が現れて

俺はどうすればいいのかわからなくなってしまった

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